かつては完備な聖典とも言うべき存在であったiOS Human Interface Guidelines(HIG). しかしアプリの高機能化・多機能化や他OSの影響などにより,現在ではHIGに愚直に準拠しただけでは魅力的と思われるアプリを作り上げることは難しく,Apple製アプリでさえも逸脱しているケースが見受けられる. 本発表では,HIGとApple製アプリの実装を比較・検討し,UI実装における落とし所を考察する.