AutoLayout入門 - レイアウト制約を数式のように定義しよう

藤本 尚邦 (@fhisa)
AutoLayoutのことが実はよくわかっていない、そんなあなたのためのAutoLayout入門です。よくわからないままXcodeのGUIでAutoLayoutを設定しようとすると混乱することになりがちです。この発表では、AutoLayoutの基本的な考え方を理解して、その考え方に沿ってSwiftプログラムで簡潔にAutoLayoutを書く方法を示します。

ATS必須化に備えてUIWebViewからWKWebViewに移行する

にわタコ (@niwatako)
WWDC2016にて、AppStoreの審査は2016年末にATS(App Transport Security)を必須化するとアナウンスされました。

そのかわりにiOS10では、ATSを有効にした状態でもWKWebViewのみhttp通信を許可する設定が新たに導入され、UIWebViweはWKWebViewに移行することが勧められています。しかし、UIWebViewなら標準実装に任せて動作していた機能がWKWebViewではプログラマーが実装しなければならない、などの落とし穴もあります。

このトークでは、UIWebViewからWKWebViewへ移行するケースを念頭にWKWebViewの使い方を紹介します。

Webサービスとモバイルアプリを並行開発する妙技

Sixeight (@tomohi_ro)
近年のモバイルアプリ開発において、Web API は切っても切り離せない存在となりました。
APIの提供元となる Web サービスと、モバイルアプリの同時並行開発は、存在しない API を相手に開発を進めなければならない難しさの反面、アプリに寄り添った API を設計するチャンスでもあります。
このトークでは、開発初期からリリースまで、私の体験を擬似的に辿ることで並行開発における妙技をご紹介します。

あなたの知らないUIKitの世界

Hiroki Kato (@cockscomb)
複雑な画面を作るとき、ひとつのview controllerに何もかも詰め込んでいませんか。あなたのアプリはadaptiveになっていますか。スマートフォンやタブレットの画面が大きくなり、ますます画面の構成が複雑化する現代。UIKitにはそのような問題を解決するためのたくさんの仕組みがあります。
共有シートで共有するコンテンツをもっとカスタマイズしたいと思ったことはありませんか。アプリを再開したとき以前表示されていた画面を復元したいと思ったことは?
このトークでは、私がこれまでいくつものアプリを開発する中で得られた、UIKitのとびきり便利な機能を紹介します。
採択 30分 08/20 14:20 Track A

デザイナーにStoryboardをお任せする技術

Hiroki Kato (@cockscomb)
チーム開発では、デザイナーがレイアウト指示書を作ってエンジニアが実装というフローが多く見られます。しかし私のチームではデザイナーがStoryboardを操作します。デザイナーは手元で試行錯誤を繰り返すことができ、マージンの調整もテキストサイズの調整も、ちょちょいのちょい、です。
これを実現するためには、エンジニアとデザイナーが互いに協力する必要があります。実際に、デザイナーになるべく多くのコントロールを委ねるため、私たちはたくさんのカスタムビューを作りました。必要なのは、少しのやる気とチームの協力です。お互いの専門性を尊重つつ、そこからちょっとだけはみ出してみませんか。

はてなブックマーク iOSアプリ開発におけるSwiftコードレビュー

にわタコ (@niwatako)
Swiftのコードレビューにはどのような観点があるでしょうか。実際のプロダクトで行われているコードレビューはどのようなものでしょうか。
私は昨年はてなに入社してからSwiftを書き始め、全てのPullRequestでレビューを受けるようになりました。プログラマ人生の大半をObjective-Cで、受託案件で、そして1人プロジェクトで生きてきた私にとって、これは新鮮な体験でした。
このトークでは、私がはてなに入ってからの10ヶ月間全てのレビューを振り返って、レビュー観点、チームのレビューの様子、Swiftそのものや設計について学んだことなどをお伝えしたいと思います。

iOSで電子書籍アプリ開発のしかた教えます

Kaz Yoshikawa (@nanolynx)
iPadの登場が電子書籍元年と言われて早6年。電子書籍アプリは当たり前になりつつも進化していないのが現状。大手DTPアプリの元エンジニアが電子書籍アプリ開発のノウハウを公開します。画像やPDFベースのアプリの仕組みの長所や欠点、さらにコンテンツの配信の仕組みやアイディア、さらにインタラクティブなビューアの設計。そしてコンテンツを効率的に制作できるプロダクションシステムのアイディアへと…電子書籍アプリ開発の裏側をお見せします。

依存性を管理する

池田 翔 (@ikesyo)
CocoaPodsやCarthageの登場、進化により、依存ライブラリーの管理は飛躍的に簡単になりました。しかしそのライブラリー達も、iOSなどの各種SDKやXcode、また近頃はSwiftのバージョンアップへの追従が必要になっており、無為にしていてはプロジェクトが逆にその依存性に振り回されてしまいます。本トークではライブラリーの選定やそのバージョンアップへの追従の仕方、プロジェクトの秩序を保つことについてお話します。